説明
<案 内>
札幌での「西光先生を囲む研修会」の記録第2集です。
「仏教とカウンセリング」「親鸞とカウンセリング」、二回の研修会の記録です。
<目 次>
カウンセリングと仏教―第二回研修会(平成十三年)―
(一)歳をいただくということ 第一日午後(その一)
(二)起き上がり小法師 第一日午後(その二)
(三)さるべき業縁のもよほさば 第一日午後(その三)
(四)人間が変わるということ 第二日午前(その一)
(五)宗教ということ 第二日午前(その二)
(六)真宗カウンセリング 第二日午後(その一)
(七)仏教カウンセリングの課題
(八)セラピイの易行道
(九)心したいこと
カウンセリングと親鸞―第三回研修会(平成十四年)―
(十)人間の本当の強さ
(十一)仏さまの懐に抱かれて
(十二)カウンセラー・親鸞
(十三)ありのままの自然な態度
(十四)耳の底に留むるところ
(十五)長老の体験
(十六)如来の遺弟
(十七)念仏のみぞまこと
(20代、男性、福岡県) –
西光義敞という一人の人間の中に生きている仏教を、 とことん聞いてみたいといった人達とこの一味の喜びを、一人でも聞いてくださる方がいるなら、 すぐそこに行って分かち合いたいといった西光義敞氏が3日間の時間と空間の中で、 じっくりと丁寧に膝を突き合わせた生身のやりとりが膨大な逐語として記録されている。
人間同士の出遇いから始まる実践仏教学的アプローチのバイブルといえる。
両者がまず出遇い、そして聞き合うといった互いに育ちあう人間関係に心から感動し、その生きた人間同士の関係に頭が下がる。
(60代、男性、滋賀県) –
第2、3回「西光先生を囲む研修会」の逐語記録である。 読者はここに、真宗カウンセリングの具体とプロセスを目の当たりにし、 著者の身を通して顕現している本願念仏の法に、ぶち当ることになろう。
(男性、兵庫県) –
札幌カウンセリング研究会主催の先生を囲む会の記録である。 最晩年の先生の思いが自由にほとばしるように語られている。
カウンセリングと仏教。
この出会いから生まれる言葉は現代に生きる仏教を明らかにさせてくれる。