説明
<案 内>
『仏敵』や国嶋結核療法、さらには龍谷大学生へ。 華光の信仰活動が華々しく広がり始めたころの、華光同人の求道記録が、伊藤康善先生との対談形式にまとめられている。 「南船北馬の伝道」(増井悟朗)「往来八万四千の偈」(西光義敞)「断崖に手を放つ時」(芳川仙作)他27編
<目 次>
(1)弘法より弥陀へ I夫人との対話
(2)亡き父の念力 K女史と語る
(3)黒白二鼠の体験 G女史との対談
(4)念仏三昧の信 T女史と語る
(5)南船北馬の伝道 増井悟朗師と語る
(6)夜来八万四千の偈 S師と語る
(7)断崖に手を放つ時 Y
(8)活きた光明説法 M女史と語る
(9)青春の危機を超えて S師との対話
(10)生死大海の孤島 S母堂との対話
(11)獅子児よく獅子吼す I氏との対話
(12)生死関頭の一騎打 D氏と語る
(13)説法より正信へ O氏と語る
(14)竜華の御代は遠けれど S、T両女史との対話
(15)生死海を超えて H
(16)K兄の御念力 H師との対談
(17)宿縁と善友の力 K
(18)真仏は何処に M女史との対話
(19)闘争即獲信 M氏と語る
(20)人生苦を転じて Y女史と語る
(21)先師二度の往生 A女史と語る
(22)敵地に彷徨して N女史との対話
(23)華光会館の生れるまで K夫妻との対話
(24)不動尊より弥陀仏へ 故H氏追悼座談会
(25)華光原爆第一号 N氏、O女史の対話
(26)仏心と現世利益 M女史と語る
(27)獲信見敬大慶喜 H氏と語る
(50代、男性、福岡県) –
浄土真宗の救いとは?信心とは?安心とは?
真実の救いに遇った市井の人々。
その前後の体験によって明かされる仏智不思議の世界。
明治、大正、昭和を生きた傑僧と有縁の人々との稀有なる対談集。
(40代、男性、京都府) –
人生への失望、絶望が、仏のみ教えに遇うことによって、歓喜に転換できる。
苦、無常、不浄を本質とする人間では、この一線は超えられない。
真実の教えに出遇われた先達方の信仰体験が赤裸々に綴られています。
(50代 男性 福岡県) –
人間受生の真実の意味?
その大歓喜の世界の味わいは冷暖自知以外に道はない。
この本を読んで一緒に喜べる人は大幸福者である。
そして喜べないという人は・・・。
(30代 男性、京都府) –
昔の念仏者の勇猛さに最初はついていけず、恐さと戸惑いすら感じていましたが、 何度も読むうちに、彼ら一人一人、いや,遥か昔から私について離れない南無阿弥陀仏の力強さが響きわたるようになりました.
(50代 男性 福岡県) –
真宗の御教えにより生かされて生きている体のほのぼのとした信仰を喜んでいる人にはお奨めしません。 なぜなら、それはもろくもくずれ去ってしまうことでしょう。読後に残るであろうむなしい気持ち。
読者として渇きを覚え、何物かを把握せんという思いが動き出す。
そこにこそ如来様の悲願が・・・。
(50代、女性、三重県) –
半世紀以上前、真摯にに法を求め、信を獲た人々の求道体験を伊藤康善師が対談形式でつづられたもの。
時代のせいなのか、生死をかけた厳しいものばかり。
読んだ後に、感動と清清しさが全身にみちる。